紅葉シーズンに差し掛かり、さわやかな秋晴れの空気、すがすがしい気持ちになりますね。
しばらく暖かいのか寒いのかよくわからない、日々の服選びに悩ましい日が続いておりましたが、ここ数日を振り返ると寒さもいよいよ本格的になり、冬の到来を感じさせられます。
こんにちは。メグミ工務店の田原です。
こちらは淀川区宮原に現存する東三国海鮮食堂おーうえすと様。の外観にございます。
2年前のこの時分にリニューアルをされました際に、計画から完成までを携わりました。
例年この時期になると当時の様子が思い浮かびます。
一昨日に用事があり伺った際に撮影しました。圧巻のファサード。
全長 幅5.5m×高1.6mの大看板。
これまで計画してきた試作品の中でも特に大きい看板です。
当時の計画としてのポイントは、とにかく目立たせたい!
リニューアル前の看板はこの看板よりも高さが半分ぐらいの横長の看板でした。
看板の下にはテントが張っており、今の軒よりももう少し低い位置までテントが垂れ下がっておりました。
テントを取り払い、看板も取って、いちからやり直しました。
その際に、軒天井を新たにつくり、玄関にしっかりと高さを設けました。
玄関の背が高くなり、軒上の大看板に少し前屈みの傾斜角度をつけました。
ライトも下から照らすアッパーライトに交換しました。
それらを計画することで、下から見上げた時に高さの奥行きがつき、より高い大きい感覚を
体感することができます。
通行人が確認できる突出しの丸型サイン、躍動感のあるチャンネル文字も計画し、
目立たせたい!賑やかに晴れやかな面構えに変わりました。
ライティングにも配慮し、オレンジと白の使い分けをしました。
チャンネル文字と提灯がいい感じに目をひきます。
2年が経過した今も、東三国の夜に煌々とその存在を表に向かって在りつづける様子が
思わず写真を撮らずにはいられない状態になってしまいました。
定期的に点検することにも怠らず、向き合っていきたいと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。