完成した試作品と提案時のイメージの比較。
提案時のイメージパースにまだまだ課題点を感じます。笑
あべの天王寺 新宿ごちそうビルB2Fにある「マルフク商店」さんの外観です。
昭和・レトロ。内装イメージをかためるときに上がったテーマです。
仕事終わりのサラリーマンが帰る前にちょっと寄ろう。気兼ねなく寄れるお店にしたい。
店舗前は地下鉄御堂筋と近鉄線とJRの乗り換えで人が行き交います。
地上の表通りから裏通りにも抜けれる通路もあり、頻繁に人が通るところです。
その通りからこの店とに間に、施設の階段が隔たり、少し奥まったかたちで店全体がみえるところではない。共用部の天井高さが2.3mとさほど高くなく、入り口はさらに1.8m少しと
玄関の高さを低く設定したのは昭和建築の当時の玄関の高さをイメージしました。
提案時に計画したタイルは、ミドリと茶が混じった独特なまだら模様のものをセレクトしましたが、他にもいくつか提案し、採用されたタイルは茶色、砂色、よもぎ色、等のどれもが主張しない色が混じったモザイクタイルになりました。
柱に使用した木材には角をけずったり、ペーパーを当て、新しさよりも何年も使い古した様な表情を出す様にしました。